新聞紹介記事。学歴問題など。

  内閣改造では入閣新人が新聞で紹介される。私も遂に漫画入りで各紙が扱ってくれた。正直、政治家の夢のひとつではあった。綺麗事ではない、激辛い文章、それでも自分の知らない自分のこと、むしろ愛情いっぱい書いてくれた。担当の記者と似顔絵さんに心から感謝したい。

  ところでひとつだけ、私には昔、「学歴虚偽」の過去がある。平成16年のこと、文部科学副大臣の1年目。ある新聞社から電話があり、本当に「ボストン・タフツ大学政治外交大学院」を「卒業」したのかという問い合わせ、私は慌てて大学に確認した。時間を少しかけて来た返事、確かに私は必須科目をひとつ落として、正規には卒業に達してなかった。...
  卒業間際で帰国準備を急いでいたこと、しかし卒業単位は確信していたこと、帰国してから大学出版の卒業名簿には一貫して「修士号(M)」として明記してあったことなど。私は当然ながら選挙の際の公報には大学院「卒業」と銘打っていたのだ。
  虚偽記載が分かった翌日、誰も知られる前に、私は大臣に辞表を申し出た。直ぐに記者会見を開き辞任を発表した。各紙は一斉に「学歴詐称」、「文部科学副大臣辞任」で埋め尽くした。何処かから刑事告訴さえ起こされた。私は不明を恥じつつも、しかし身の潔白は訴えたかった。衆議院「政治倫理審査会」に自ら申し出て、一件顛末を弁明する機会を与えられた。決して「故意」や「悪意」でなかったことを懸命に訴えた・・・

かくして、大臣を受けるにあたり、このことを思い出させて頂いた。若き日の過ち、軽率と不注意と、今に汗顔の至りだが、今後の自戒への得難い学びとしていきたい。