国際会議で啓発「循環経済」の理念

  10月22日、横浜市での国際会議『世界循環経済フォーラム』(World Circular Economy Forum)に終日出席しました。環境政策の中で「循環経済」(circular economy)という言葉が今最も進んだ概念となってきましたが、これには北欧フィンランドが指導的役割を果たしています。
  地球上で人口と活動量が爆発的に増え続けると、資源も食料も空間環境も限界に達する。資源は枯渇し、廃棄物を処理する場所もなくなる。全ての有限な資源を丁寧に使い、 出来る限り有効活用し、循環させる(circulation)ことでこの地球の環境を守り、そこに住まう人類と共存(=経済)することが出来る。この巨大な「資源の循環」こそが「人と環境を守る」環境政策の究極の目標である、という考え。
  「世界循環経済フォーラム」と銘打ったこの国際会議は、わが環境省とフィンランドの公設団体(SITRA)とが共催の形をとっています。内外から1000人に...並ぶ出席者で「環境大臣」としての私の役割も極めて大きい。開会式での演説から、各国との二国間会談、協定の調印、記者会見、最後の懇親のレセプションまで殆ど出ずっぱりですが、本人とすれば国際的仕事に従事しているという充実感で一杯です。懇親会でも多くの人に列をなして挨拶を受け、お互いの健闘を誓いあいました。困ったことがあったら、何でも私に連絡下さいとも応えています。

  なお国内では 3R (スリーアール)という言葉、Reduce (使う量を減らす)、Reuse (再使用する)、Recycle (他のものに循環する) がすでに定着してきました。私は「循環経済」と全く同じことを目指すものと理解しています。