通産省 同期生と環境行政の思い出

  昭和45年(1970年)、「通産省」に一緒に入った同期生が全員で大臣就任のお祝いに駆けつけてくれました。今や「経産省」(経済産業省)と呼び名も変わり、行政上の役割も変わったかもしれないが、実に何十年前、国のためになろうと若き情熱を燃やした仲間です。

  実は、その年、昭和45年、政府に「公害対策本部」というのが出来ました(7月)。高度経済成長の最中で環境悪化、公害問題が深刻となり政府が慌ただしく作ったものです。その秋の臨時国会こそ後に「公害国会」と言われ、実に今日までの環境保護を基礎付ける14もの法律が成立しました。翌年7月に「環境庁」が発足しました。...
  私はこの歴史的1年を通産省「公害保安局」の新人職員としてずっと関わっていました。特に「公害国会」には余りにも強烈な体験と記憶を有しています。私が環境省に来たことにはいささかの運命を感ずることでもあります。