COP24閉幕。先進国、途上国の一体化

  12月15日、COP24 (国連気候変動総会)が閉幕しました。終盤には大揉めして、予定に1日半おくれての決着でした。今回の会議の主眼は、「パリ協定」を有効に実行するための「実施指針」を決定することですが、先進国グループと途上国グループとが利害や格差を乗り越えて、今後の環境規制には共通の思想と責任感を持って取り組むことが合意されました。いわゆる「2分論」が解消されたのは極めて珍しいことで、この総会は大きな成果を残したと言えます。環境政策は今世界中で、いわゆるSDG’s(「持続可能な成長戦略」)を目指していますが、そのための資金負担も先進国と途上国で協力することが必要です。また近時、Circulating Economy(「循環する経済」)という概念、即ち環境政策と経済成長は循環し助け合う=環境対策を強化すれば企業も信任が高まり、イノベーションが進み、競争力も高まる、という考えも広まってきました。
この総会では、全ての国がこれからの...環境政策について、大きなものを学びあったと思います。

総会を指揮したクリチカ議長(ポーランド環境副大臣)の力量には心からの敬意を払います。
深夜になった大会会場には深々と雪が降っていました。

(写真は総会風景、閉会後など)