原子力防災訓練とは ( 内閣府原子力防災・原子力規制庁)

  内閣府原子力防災と原子力規制庁が、国内何処であろうとも、万が一の事故に備えて庁内での原子力防災訓練を行い、そこを視察しました。国内原子力施設はほぼ完璧な安全規制で運転されてはいますが、それでも尚、万が一の事故対応を怠ってはなりません。
  事故想定は隠しており、その上で一斉に組織が動き出す。訓練とはいえ、本番さながらの対応ですから、職員は真剣そのもので、自ずから迫力も伝わってきます。原子力機器本体の事故分析、現場の避難指示、総理官邸との連絡調整、医療指示、広報など夥しい事故部位で、いずれも瞬時又は超短時間で正しく判断すべきためには普段の注意力と能力の維持、人材の養成は欠かせない。情報の発信、伝達こそ精確さが求められる・・・
  8年前、あの東京電力 福島第一原発事故の時は、本当に大変だった。今から思うとパニックだったのではないか、国の中枢にそのための十分の準備が無かったのではないか。しかしそこで多くの貴重な経験と学習を得た。これを決して無にしてはいけない。その後の研究と事故対応にもこれらの経験と学習を活かしていかなければならない。
  この秋には、島根県松江市の原子力サイトを中心に、年一回、国挙げての原子力総合防災訓練が行われます。