「嗚呼、主よ、キリストよ、守り給え。」

  「西南学院中学校」の同窓会総会。多くの旧友と懐かしく出会いました。私は中学3年で福岡市の西南中学校に1年間だけ通いました。学区制があって県立高校を受験するには私立学校しか選べなかったこと、母親が私のことに懸命で、キリスト教の私立学校を何処かから探してきたのでしょう。
  学校では 聖書(バイブル)を読み、教会での水曜日礼拝、讃美歌を大声で歌う、田舎の公立しか知らない私には余りに初めての経験でした。それでも直ぐに慣れ、学校でも多くのことを学びました。 良い先生と友達に恵まれ、幸い学校の成績もトップクラスで、受験の時期とはいえ良い思い出しかありません。外国人教師など西欧的雰囲気も憧れでした。
  西南学院の生活はこの時だけでしたが 、キリストと出逢うというのは、私の人生にとっては大きいものでした。 宗教というものを始めて意識したこと、その数年後、高校留学ではアメリカ人家庭のキリスト教生活にどっぷりと溶け込んだものです。
  同窓会総会では出身政治家として呼び上げられたので、「・・・私はキリスト者ではないが、Be true to Christ.(キリストに誠実たれ!)という建学の精神はいつまでも身に着いています・・」と挨拶致しました。私は確かに人の持つ信仰を大事にできるように育ちました。目に見えぬものが、きっとそこにあることを感得するようにもなりました。

  しかも時にふと思うこと。私はたった1年間なのに「西南中学校卒業」というだけで、多くの人々が選挙では応援に回ってくれました。西南学院は幼稚園から大学まで、100年を超える歴史、福岡県では一大学校グループを作り上げています。これもまた神の仕業に違いないと何時も感謝しているのです。 (当時は男子校、今は共学です。)