発展する、テンプル大学

  アメリカに本部をおく「テンプル大学 日本校」(Temple University Japan TUJ)は、今国内でも非常にユニークな国際大学として発展しています。この大学がこの日、東京の雑居ビルから、晴れて独自の校舎を持つキャンパスに移りました。厳密には「昭和女子大学」の一部を借り受けて本格的態勢を整えたということで、日本の国際教育にも大きなステップを加えたものと評価すべきものと思います。
  もう何十年も前、我が国には多くの外国系大学が進出したことがあります。しかし色々な理由で、(多分文部科学省の規制が厳しすぎたのが一番の理由と思うが、)結局全部撤退して、今唯一日本にきちんと残っているのがテンプル大学といえます。当然並大抵の大変な苦労と努力があったものと思います。例えば、学生の通学学割が外国大学には認められてなかった、なぜなら日本の大学基準に沿わないから。また消費税負担の問題、校舎の管理問題など、日本の政府、政治といちいちうまくいかなかった。その際、何故か細田博之代議士と私とで、相談を受け解決してきた経緯があります。今回の移転も、2人で協力したものです。
  実は私は同大学の学長ブルースさん(Bruce Stronach)とは本当に古い友人で、ともに30代前半、私がボストンのTufts大学Fletcher大学院に留学していた時、指導教官に指示されて2人でMichigan州の日本企業への現地調査に出かけたことがある(2週間くらい)。爾来ずっと兄弟分として付き合い、彼は遂に日本に住み着くようになり、そして横浜私立大学学長を経て今日、TUJの学長を務めるようになったのです。
ブルース君と会うたびに、あのミシガン湖の寒村で勉強した日々を思い出すのです。