中国要人との懇談、「尖閣列島への侵入を止めよ」

  寒い北京から、亜熱帯と言われる「海南島」に飛んだ。南シナ海に直面した中国南端の場所で、「中国国際友好連絡会 (友連会)」の会長「陳 元(ちんげん)」氏、副会長「辛 旗 ( しんき)」氏らと断続的に会談した。同組織はすでに長い伝統と大きな政治力を持った非政府組織で、陳元氏は、経済金融畑の最高位を歴任、革命時代の「陳雲 元国務院副総理」を父に持つ。
  政治、経済、国際問題など多くのことを率直に話し合った。私は来年4月に予定されているという習近平氏国賓問題を取り上げて「日本は国家主席の来日を心から期待している。しかし今日の日中間で、日本固有の尖閣列島に毎日のように中国の公船が侵入していたり、10名近くの日本人が明示の嫌疑なしに警察に拘束されており、これらが続く限り国民が習近平氏を歓迎することにはならない。中国にはこれらを直ちに止めて欲しい。」と言った。先方からは、尖閣問題には「政府間の高次のレベルで解決して欲しい」類いの回答をしながら、「関係所管には伝える」とした。

  海南島とは中国の隠れたる観光地で、鑑真和上に縁のある壮大な「南山寺」、さらに南端の中心都市「三亜(サンヤ)」を一望する「鹿の山」を楽しみました。