阪神大震災、私にとって。

  阪神大震災から25年目という。平成7年1月17日。その日の事、よく覚えています。2週間目だか、意を決して新幹線で神戸まで行きました、災害の現場を自分の目で確かめておきたかったのです。鉄道も、道路も、商店街も、住宅地も、何処も瓦礫の山で、人々もただ右往左往していたような気がします。
  その時、私は選挙に落選していました。私の頭の中は、四六時中、選挙のことばかりでした。小選挙区制度に変わり、遂に(神奈川県から)福岡県に転籍することを決意した頃でした。地震災害の跡地を半日余り、ただ無為に彷徨いながら、身体の奥からようやく燃えるものを感じていました。決して後戻りの出来ない決意に自信を抱くようになりました。

  その4月、遂に川崎の家をたたみ、太宰府に移り住み、全てを一からやり直しました。行った先の人々も、誰もが温かかった。かくして、今日の私がいるのです。