コロナ対策、「G20 指導者に告ぐ」<<-- ビル・ゲイツ(米マイクロソフト創業者)

  人類はまさに新型コロナウイルスと「第三次世界大戦」を戦っている。世界大恐慌(〜1930年)、第二次世界大戦(〜1945年) 以降これだけの恐怖と危機が地球を襲ったことがあるか。

  ビル・ゲイツ氏の主張。「国境は意味をなさない、今後先進諸国が自国の抑え込みに成功しても、パンデミックが何処かで起こる限り、決して地球の安心は戻って来ない。」

  第一に、マスク、手袋、検査機器など防護資材が世界的に効率よく配分されなければならず、医療スタッフを第一に守ること。利益を求める市場経済に委ねてはならない。

  第二に、ワクチンを開発するための研究開発資金を国際的に約束すること。最低20億ドルが必要で、18ヶ月うちに少なくとも1種類のワクチンが出て来るとされる。

  第三に、ワクチンの製造と展開にはそれ以上の資金が必要となる。各国の努力が必要で、民間セクターには赤字補てんをすること、製品は「グローバルな公共財」となり、全ての人々に手が届くものにしなければならない。

                     (日本経済新聞 4月12日)