オクラホマと大統領選挙と人種問題

  トランプ大統領が大掛かりの選挙運動を再開した、その一ヶ所目が中西部オクラホマ州タルサ市という場所。ここは実に私の第二の故郷、55年前、高校生の留学生として1年間過ごした場所である。人口30万人、石油などで豊かな都市と言われている。
  今アメリカは黒人運動、人種差別反対で大騒ぎしている。タルサ市は100年前、黒人殺害という大事件のあった所という、そのためトランプ陣営の集会は、様々な憶測がなされた。アメリカの「宿痾=長い間の病根」ともいうべき人種問題は如何なる意味でも解決されなければならないが、この問題に対するトランプ氏の手際は決して褒められたものでない。
  ただ暴動の高まりは奴隷制度の歴史にまで遡り、南北戦争のリー将軍、大陸発見のコロンブス、初代大統領のワシントン、奴隷解放のリンカーンらの記念像を引き倒すかの動きになっているといい、却って世の支持が失われるとさえ懸念される。