「レジ袋の有料化」、7月1日から施行

  買い物する際に店でもらう「レジ袋」は大変便利で、かつ当然のように無料のサービスであったが、来たる7月1日からは原則「有料化」となる。プラスチック素材は極めて有用なもので、鉄よりも軽く、鉄よりも強いといわれるなど、近代文明の生んだ最も優れた発明のひとつとされているが、一方で海洋汚染を中心に環境汚染の大きな原因となっており、国際的にも生産と排出を禁止、抑制する動きとなっている。
  昨年6月4日、私は環境大臣として「レジ袋有料化」の方針を発表した。長年に亘る社会的懸案であったのだが、有料化することで、国民全てにプラスチック使用の抑制とその意識付けになることを狙ったもの。これをどう具体化するかには、消費者対策、業界対策など多くの技術的課題が残された。以降、環境省と経済産業省との検討が進められた。
  本件「レジ袋有料化」について、富山県が県内の措置としてすでに10年近い実績を有していた。聴き取りを行いその実施方式や経験を参考にしたため、私は以後事あるごとに「富山方式」と呼んだ。今日1年ぶり、「石井隆一」富山県知事に電話して、国の制度の発足と富山方式への感謝の意を伝えた。
  プラスチックの生産と使用の抑制は環境政策の観点から大きな国際課題になっており、昨年の「主要20カ国首脳会議(G20、大阪)」では安倍首相の提唱で「2050年には海洋排出ゼロ」という取り極めがなされた。