コロナ感染者増える、東京圏

  コロナ規制による緊急事態解除や東京アラート解除から1月以上経つが、新規感染者はむしろ増加傾向。東京及び首都圏の感染者は解除前を超えることもあり、第2波さえも懸念させる。一方、政府、都府県にとっては経済活動、社会生活を開放する方向と決めている。政治の一番難しい瞬間で、2つの全く矛盾する要求をどう調整するか、失敗すれば大問題となる。感染者が多いことは非常に心配であるが、どの地域も医療態勢が立ち直ったこと、一方で4ヶ月を超える自粛態勢が経済と生活に与えた影響は回復不能なくらい深刻であった。故に、県を跨いでの移動、大集会の規制緩和、旅行の勧め(「Go To」キャンペーン)、プロ野球の観客化などが慎重ながら進められている。
  結果は誰にも分からない、予測できない。上手く収束するか、失敗して再びパンデミック(大感染)となるか。指導者たちは、首相や知事や市長たちは、毎日祈るように、次の日を迎えている、結局頼るのは国民であり都民であり市民である。その人々が当たり前のことをやってくれるか、マスクをつけ、手を洗い、3密を避け、不要不急をしない、それに係っているのです。
  日本人の感染状況は国際比較では非常に低い。感染者が2万人、死者は1000人、世界中では感染者1200万人、死者は50万人、トップのアメリカでは感染者は300万人を超え、死者は13万人と言われる。誇る理由はないが、日本人はそれくらい怖い新型コロナウイルスとよく闘っている。ある調査の国際比較の中に、日本人はコロナの感染は「自分の責任」と答えた人が10%強、他所の国、アメリカなどは1%、多くが「他人の責任、国の責任」と答えたという。国民1人ひとりの心構えが、結局大きな差異を生み出す。
  経済活動、国民生活を一日も早く取り戻すためにも、当たり前のことを守ることが重要である。