戦争の思い出と哀しみと

  地元(大野城市)の「心のふるさと館」にて太平洋戦争の思い出が展示されていた。75年以上経ってもなお、あの戦争が日本人にとって如何に重いものであったか、改めて認識させる。多くの戦争遺跡、庶民生活が展示される。同地域は戦後長い間、米空軍の接収で「板付基地」ともなった。
  胸を打つものもあった。「井出貞一」さんは当地からビルマに出征した。戦後復員した。戦地での辛酸の全てとほと走る感情を、持てる文章力とデッサンで、ありのままを伝えて、亡くなった。井出さんの命懸けの作品を今こそ大野城市民の誇りある「文化遺産」として後世に遺せないか、と皆様に提案したく思う。あたかも産炭地の田川市に炭鉱画家「山本作兵衛」の石炭博物館があるように。